「京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団」音楽監督・常任指揮者。「(社)大阪コレギウム・ムジクム」主宰。
大阪音大在学中よりバッハの音楽に傾倒、オルガニスト及び通奏低音奏者として研鑽を積む。
1975年大阪コレギウム・ムジクムを設立。1976年室内オーケストラ「アンサンブル・シュッツ(現シンフォニア・コレギウムOSAKA)」を創設。また、同じ頃、新しい発声法、新しい運営法、新しい合唱メトードを生み出し、翌1977年「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」、その後その核となる「大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団」を創設。以降常任指揮者として世界でも類をみない合唱団、オーケストラへと発展させ、国内外で高い評価を得ている。2013年「一般社団法人 大阪コレギウム・ムジクム」に法人化。
「ハインリッヒ・シュッツの作品の演奏」を活動の1つの柱にし、その作品を日本に紹介し続けるとともに、合唱団とオーケストラにおいて、ルネサンスから現代音楽までの魅力ある作品を「現代に生きる」演奏で紹介し続けている。1989年〜2004年に5度のヨーロッパ、ドイツ公演を行う(ケストリッツ/シュッツ協会、及び中央ドイツラジオ放送夏季音楽祭などに招かれる)。また2010年・2017年にイタリア、2013年にはスペインにて主宰・音楽監督を務める合唱団による公演を行い(2017年はマントヴァ室内音楽フェスティバルに招聘される)、現地の熱烈な賞賛を博す。
これまでに 36タイトルの CDをリリース。
2008年には「OCM歌唱発声法 改訂版」テキスト、「OCM歌唱発声体操」DVDを発表。2009年カワイ出版より混声合唱曲集「日本・こころのうた(春夏編、秋冬編)」(鈴木憲夫/當間修一・共編)を刊行。2012年全音楽譜出版社より無伴奏混声合唱曲集「この愛しきものに」(當間修一作品集)を刊行。2013年、テキスト「ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践」(全音楽譜出版社)およびDVD「ヴォーチェ・ディ・フィンテによる合唱のための声づくり」(ブレーン株式会社)を刊行。2015年、I.シュタイン原著「ハインリヒ・シュッツ―その生家500年の歴史―」邦訳版(東京図書出版)を監修・刊行。
「東京コレギウム・ムジクム合唱団」主宰。「名古屋ビクトリア合唱団」、女声合唱団「りんどう」、女声合唱団「コーロ羽衣」の音楽監督。大阪公立大学混声合唱団「EWA CHOR(エヴァ・コール)」の技術顧問。大阪医科薬科大学薬学部混声合唱団の音楽アドバイザー。NHK全国学校音楽コンクール、全日本合唱連盟合唱コンクール、宝塚国際室内合唱コンクールなどの審査を務めた。
1996年大阪文化祭賞奨励賞、1998年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2001年ABC音楽賞「クリスタル賞」受賞。2003年関西合唱連盟より「長井賞」を受賞。2011年大阪文化祭賞グランプリを受賞。2014年「第49回大阪市市民表彰」文化功労部門にて表彰。
京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団では、1984年より指導をはじめる。1992年より「モンテヴェルディ連続演奏シリーズ」を開始、演奏会においてモンテヴェルディ作品を演奏、その魅力を京都の地で紹介し続けている。
2010年より「當間修一合唱講座 in 京都」が開講され、多くの参加者から賛同を得ている。