Regalino di Musica 第8回
   〜ささやかな音楽の贈り物〜

      教会ホールでの響きをお楽しみいただく演奏会です

−モンテヴェルディ連続演奏シリーズ Vol. 19−

          

 ♪ C.モンテヴェルディ   マドリガル集


 ♪ T.L.ビクトリア   O Magnum Mysterium(モテット)

               O Magnum Mysterium( ミサ )


 ♪ A.コープランド     4つのモテット


 ♪金関寿夫 訳詞/寺嶋陸也 曲  「夜明け」
              アメリカ大陸先住民の詩による


 ♪ アンコール曲 




【 Web 管理人の独り言 …練習雑感… 】


1998. 9/15
生誕450年
そう言えば、Victoria 生誕450年めだったのですね。コメントし忘れていました。
モテット O Magnum.. は、当団でも何度も取りあげたことがあったのですが、 ミサの方はなんと初めてなのです。(指揮者ですら意外だったようで、“え!? そうか…。とっつき易いから、あちこちで演奏されているのにね。”という始末。)
さて、音を出してみると、かなり「劇的な」作りのモテットに対して、ミサの方は案外 淡々と流れる感じ。 ただ、指揮者の指示でどのように組み上がっていくのかは、これ から後のお楽しみ、ではないでしょうか。

出版までに半世紀!
Coplandのモテットについて、団員の清水さんがCDの解説を見つけてきたのですが、 この作品 彼が20歳の音楽学校生だった時のもの。作曲直後に初演されたにも関わ らず 楽譜の出版は放置されていて、1979年になってようやく世に出たということ。 音楽学校があったのは、フランスのパリ近郊だったようですが、出て来る「音」に フランスの影響があったのでしょうか?


1998. 9/7
コープランドって…!?
Aaron COPLAND ...  (音楽の話から外れてしまって、すみません!)実は、音楽とは 全然違うところで、この“名前”と馴染みになっていたのです。 私、Webおぢ 西台 はMac使いなのですが、その現役最新のOS..“MacOS 8”の開発コード名が “COPLAND”であったというのは、Mac関係者の中ではあまりにも知れた話。 さらには、開発が二転三転なかなか進まないのに業を煮やした(?)あるアマチュア・ プログラマが、「古いOSで、画面の見かけを未完成の "COPLAND" ソックリにするソフト。」 を公開して(シェアウェアでしたっけ…)、その名が“AARON”
Mr. COPLAND も、まさかこんな分野でご自分の名前が連呼されることになろうとは、 思ってもいらっしゃらなかったのでは…?

閑話休題。
練習はこれからですが、1つ興味深いことに気付きました。 4曲目の“Sing Ye Praises..”って、私達がテーマソングのように歌っている Monteverdiの Mottet “Cantate Domino”と、内容テーマが同じ方向なのですね。 もちろん、国語が異なります し、テキストの出典も違っているようなのですが、時間と地理を越えた作曲者の『差』が、 音楽にどのように現れているのか…?、興味を引かれています。


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