教会ホールでの響きをお楽しみいただく演奏会です
- 第4巻より
- La piaga c'ho nel core (私の心の中の傷)
- Anima Dolorosa che vivendo (痛ましい心よ)
- 第2巻より
- Non m'e` grave il morire (死など私には大した事ではない)
- Cantai un tempo, e se fu dolce il canto(かつて私は甘美な歌を歌ったが)
O Magnum Mysterium( ミサ )
- Help Us, O Load (主よ,救いたまえ)
- Thou, O Jehovah, Abideth Forever(エホバよ,あなたは永遠に在りて)
- Have Mercy on Us, O My Lord (わが主よ,我らに慈悲を与えたまえ)
- Sing Ye Praises To Our King (われらが王を讃えて歌え)
- 指 揮 : 当 間 修 一
- ピアノ : 木 下 亜 子
- 合 唱 :京都C.モンテヴェルディ合唱団
生誕450年
そう言えば、Victoria 生誕450年めだったのですね。コメントし忘れていました。
モテット O Magnum.. は、当団でも何度も取りあげたことがあったのですが、 ミサの方はなんと初めてなのです。(指揮者ですら意外だったようで、“え!? そうか…。とっつき易いから、あちこちで演奏されているのにね。”という始末。)
さて、音を出してみると、かなり「劇的な」作りのモテットに対して、ミサの方は案外 淡々と流れる感じ。 ただ、指揮者の指示でどのように組み上がっていくのかは、これ から後のお楽しみ、ではないでしょうか。出版までに半世紀!
Coplandのモテットについて、団員の清水さんがCDの解説を見つけてきたのですが、 この作品 彼が20歳の音楽学校生だった時のもの。作曲直後に初演されたにも関わ らず 楽譜の出版は放置されていて、1979年になってようやく世に出たということ。 音楽学校があったのは、フランスのパリ近郊だったようですが、出て来る「音」に フランスの影響があったのでしょうか?
コープランドって…!?
Aaron COPLAND ... (音楽の話から外れてしまって、すみません!)実は、音楽とは 全然違うところで、この“名前”と馴染みになっていたのです。 私、Webおぢ 西台 はMac使いなのですが、その現役最新のOS..“MacOS 8”の開発コード名が “COPLAND”であったというのは、Mac関係者の中ではあまりにも知れた話。 さらには、開発が二転三転なかなか進まないのに業を煮やした(?)あるアマチュア・ プログラマが、「古いOSで、画面の見かけを未完成の "COPLAND" ソックリにするソフト。」 を公開して(シェアウェアでしたっけ…)、その名が“AARON”!
Mr. COPLAND も、まさかこんな分野でご自分の名前が連呼されることになろうとは、 思ってもいらっしゃらなかったのでは…?閑話休題。
練習はこれからですが、1つ興味深いことに気付きました。 4曲目の“Sing Ye Praises..”って、私達がテーマソングのように歌っている Monteverdiの Mottet “Cantate Domino”と、内容テーマが同じ方向なのですね。 もちろん、国語が異なります し、テキストの出典も違っているようなのですが、時間と地理を越えた作曲者の『差』が、 音楽にどのように現れているのか…?、興味を引かれています。
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