Regalino di Musica 第4回
   〜ささやかな音楽の贈り物〜
  教会ホールでの響きをお楽しみいただく演奏会です

−モンテヴェルディ連続演奏シリーズ Vol. 14−


   C.モンテヴェルディ     マドリガル集

  (特別編集? ステージ)   邦人作品アラカルト

他、“メンバーの歌いたかった曲”を中心に、選曲をすすめています。

木下牧子(曲)/まどみちお(詞)  「うたよ!」

・うたよ!  ・よかったなあ  ・もう すんだこと
・おんがく  ・きこえてくる           


【 Web 管理人の独り言 …練習雑感… 】

『邦人作品アラカルト』

私たちの団が、こういった“バラエティー”的なステージを持つことは、か なり珍しいことです。あまっさえ「邦人曲」ばかりです。どうしたのでしょう ねぇ?  …なるべく沢山の「ピアノを聞かせる(効かせる?)合唱曲」を 取り上げて見よう、という意図をしています。… 実は、長年にわたって当団 のピアニストをしていただいていた木下太陽さんが、郷里(実家は釧路だとか) へ戻られる予定とのこと。 おそらく今回の演奏が、とりあえず“最後の” 共演になりそうなのです。一面、残念なことではありますが、今後の太陽君の 新しい進路に幸有れと祈りつつ…今回は思いきりピアノを披露していってもら おうか、と考えています。


『うたよ!』

「技術的にはシンプル、音楽的には大人向け」がコンセプトの曲集だから、 意欲的な中学生から、高校、大学、一般、シニアに至るまで、幅広く楽しん でいただけると思う。 年齢(もしくは精神年齢)に応じて、音楽の読みを 深めてもらえればなおうれしい。
    …木下 牧子   音楽之友社 刊の楽譜、扉の言葉より抜粋。…
いやぁ、若い!楽しい!! 最後の曲“きこえてくる”などは、TVゲーム (それも、ファンタジーRPG系!?)のタイトル音楽もかくや…というような 音に仕上がっていますし、他の曲も概ね「自然と音楽に対する素直な驚嘆と感謝」 というような言葉が、柔らかなハーモニーの変化(木下風の和音の並行移動?) の上に乗せられている、そんな感じです。  若手団員(男性なのですが)の中には、「ちょっと気恥ずかしい」なんて感想 を漏らすモノも現われるくらいで。 (^^;

わたし?…好きです、こういうの。     と言うだけではミもフタもありませんね。 で、私が感じているイメージ (ビジュアルな…)を紹介しておきます…手前味噌ですが。 如何でしょう?

  • うたよ!     …『母なる海』 ラッセンのイラストなんか近いかな。
  • よかったなあ   …『緑なす大地』ロッキー裾の大森林。熱帯は?たぶん違う。
  • もうすんだとすれば…『都市の日常』というか、人の生命と営みとのエネルギー。
  • おんがく     …『暖炉の炎』 人の感性の広がりと暖かさ、でしょうか。
  • きこえてくる   …『第3惑星』 すべての「生」と「歌」を育んできた星。
                    (地表から、ず〜うぅっと長〜ぃ"引き"で…)
あと“木下和声”と言うのでしょうか…和音の積み上げ順が「よく有りそうな」 順と異なっている所が随所に見られることに気付きました。これが、意外に難物 になるかもしれません。(どことなくハモりが狂いやすいのです。) 「各パート のいつもの分担音」と異なっているから、和声感覚が掴みにくいのかもしれません。  和声の積み上げ順など「ささいなこと」かと思うと、さにあらず。出てくる響の 『色』がかなり違って聞こえるのが、不思議です。


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